ジョニー・デップ、アントニオバンデラス主演、「レジェンド・オブ・メキシコ」を観た。
これまたくだらない映画を観てしまった。誰かが面白いと言っていたんだけど。ギャグもいまいちだしストーリーもあってないようなものだし、悪役もあんまり強くないし、全てが中途半端な映画でした。
デップ目当てに観ようと思う女性ファンの人でも、これは期待はずれに終わると思う。
好み評価:☆
ジョニー・デップ、アントニオバンデラス主演、「レジェンド・オブ・メキシコ」を観た。
これまたくだらない映画を観てしまった。誰かが面白いと言っていたんだけど。ギャグもいまいちだしストーリーもあってないようなものだし、悪役もあんまり強くないし、全てが中途半端な映画でした。
デップ目当てに観ようと思う女性ファンの人でも、これは期待はずれに終わると思う。
好み評価:☆
「スパイダーマン2」を劇場で観た。
上映が始まり、「Marvel」のロゴが大画面に広がった時には涙が出そうなくらいわくわくした。
小さい頃にスパイダーマンのカートゥーンは見ていたけれど、それに対するわくわくではなく、アメリカに住んでいた頃、集めていたMarvel Cardsのことを思い出した。Marvelコミックのキャラクター達のトレーディングカードだ。コミックのヒーロー達のカードは何種類もあったが、その中でも「The Marvel Cards」と呼ばれていたシリーズは、高級感があって値段も高く、キャラクターの絵も非常に綺麗で凝っていた。それを子供が沢山揃えることは難しく、コレクションに「The Marvel Cards」が並ぶのはかなり誇らしいことだった。一般のカードと「The Marvel Cards」では質感が、ドラゴンボール通常版の表紙と、完全版の表紙の絵くらい違う。とにかくその頃の気持ちを少し思い出したオープニング。
引き込まれるスピード感。見たことのない格闘。アクションシーンは一級品でした。
つっこみどころの大半はこのコミックが連載されていた頃を思えば許容範囲内。それを許せれば楽しめる作品だったと思う。
ただ、ヒーローが情けなすぎるのは頂けなかった。情けない仮の姿と正義感溢れる超人とのギャップという構図は分かるのだが、情けなさの演出が過剰で、情けないほうが真の姿に見えてしまう。そして情けないシーンの後には必ず夜の街を飛び回るスパイダーマンの映像。これではストレス発散のために変身して悪人を懲らしめているようにしか見えない。主人公の演技を受け付けないのは個人的な好みの問題かもしれないが、脇役や悪役の役どころが微妙なのがストーリーに一貫したイメージを与えることができていない要因になっているように思う。
時間を忘れさせる勢いを持っている作品なので、3作目はドラマ部分に期待したいと思います。
好み評価:☆☆☆1/2
クエンティン・タランティーノ監督作品、「キル・ビル vol.1」を観た。
主演:ユマ・サーマン
これは凄い。感動的なほどのイカレバカ映画だった。もうホントバカ。このバカさに笑えるかどうかで賛否が分かれるとこなんだろう。
映画マニアなら楽しめるというか、日本のC級映画マニアじゃないと分からないネタが多すぎる。その一部を紹介。(ストーリーには触れてないのでご安心を)
・まず深作欣二に捧ぐ、と出てくるところ。そこから連想するとおり任侠の世界が待っている。
・深作繋がりでは、キルビルと言えばあの音楽、と言えば多分分かる、トレーラー等にも使われていた布袋寅泰作曲の「新・仁義なき戦い」のテーマ。
・タイガーマスク等の時代のアニメを彷彿とさせるオーレンイシイ(石井お蓮?)の少女時代。しかもこれ、スタッフロールで、製作「プロダクションI.G」(押井守のイノセンスを製作したとこ)とあったからびっくり。さらにメイキング映像に出てきたんだけど、キャラクターデザインが田島昭宇(漫画、MADARAや、多重人格探偵サイコを書いてる人)というのでさらにびっくり。このこだわりようが凄い。
・子連れ狼みたいにバッサリ斬って血が吹き出る。
・なんか少年ナイフを彷彿とさせるバンドが出てきた。
・劇中演歌が流れる。スタッフロールでも流れる。その「恨み節」という曲は、修羅雪姫という復讐劇のテーマ曲だったとか。見てないけど内容は知ってる。原作は漫画で、子連れ狼書いた人。あらすじを改めて見ると、オーレンの人物自体が修羅雪姫のオマージュみたいだ。
・途中物凄くタイムリーなことに「リリィシュシュ」の歌が使われていた(前日に「リリィシュシュのすべて」を観ていた)。
あと他にも色んな映画から、香港映画やメキシコ映画なんかからも取ってるらしい。
メインのターゲットであるアメリカ人の九割九分九厘が面白さの大部分を理解できないのでは。そういう自分も元ネタのほとんどを知らないわけで、その意味で全く楽しめていない部類なのかもしれないけど。
けど、単なるオマージュの切り集めというには上手すぎる繋ぎ。映像も綺麗だし、オマージュのシーンも、元ネタを知らなくても笑いを誘えるほどの極端さとバカバカしさ。
個人的にこの作品ではオーレン演じるルーシー・リューがかなり良かった。これまでのイメージからか、日本語を喋るリューを観ているだけで感動がある。しかもサーマンと比べて際立って発音上手いし。サーマンが中国やヨーロッパの剣術っぽい動きをするのに対して、リューがかなり伝統的な殺陣をやってのけていたのも感心した。
雪の上で着物のリューが刀を構えるシーンなんて美しすぎる(どうしてもこれをやりたかったんだろうな、タランティーノ・・)。ラストのシーンにはコメディ出身だったことを思わず思いださせられたけど。
とにかくこのバカさにかなりスカッとさせてもらったので、この映画にはかなり満足しています。vol.2も楽しみ。
最後にネット上で拾った日本版キルビルポスターを。
僕は邦題作るなら、「斬るビル」かと思ってたけど、これ↑のほうが秀逸ですな。
好み評価:☆☆☆☆
ジェラール・クラウジック監督、リュック・ベッソン脚本。
前作と同じノリで、さらにパワーアップしたプジョーでハイスピードアクションが繰り広げられるのだが、今回はそれに日本とかNINJAとかそういうのが加わる。
好み評価:☆☆☆
The Matrix、邦題「マトリックス」
キアヌ・リーブス、ローレンス・フィッシュバーン、キャリー・アン・モス。
99年、僕が高3の春の作品、ニューヨークで上映が開始されたその日に見に行った。
4年前の作品なのに、今見ても凄い映像だ。スタイリッシュ。
終わった後に自然と笑みがこぼれる。非常に楽しめた証拠。これもまた素晴らしい作品。
好み評価:☆☆☆☆1/2
The Matrix Reloaded、邦題「マトリックスリローデッド」
楽しかったけれど、内容薄かったなぁ。
とにかくこれを見てしまったがために、完結編であるRevolutionsも見ることを
宿命付けられた。
好み評価:☆☆1/2
The Matrix Revolutions、邦題「マトリックスレボリューションズ」
今回あまり活躍しなかった二人。
なんというか、やはり、第一作目だけがA級の映画だな、と。
これも楽しかったけどね。
好み評価:☆☆☆
TAXi、邦題「タクシー」
ジェラール・ピレス監督、リュック・ベッソン脚本。フランス映画。
スピード狂のタクシードライバーの主人公が改造したプジョータクシーで強盗団を退治する。
プジョーのめちゃくちゃな改造っぷりが笑える。でもプロットは単調かな。ちょっと途中カーアクションに飽きるところがあった。
好み評価:☆☆☆
Crouching Tiger Hidden Dragon, 邦題「グリーンデスティニー」。
チョウ・ユンファ、ミシェル・ヨー、チャン・ツィイー主演の超人アクション。
グリーンデスティニーっていう凄く強い剣を巡る割と悲しい話なんだけど、僕はこれをコメディーとしか見れません。もうおもしろすぎて笑いが止まりません。映像も綺麗だし、大好きな映画。
チャン・ツィイ−を好きになったのもこの映画から。
好み評価:☆☆☆☆