Cinema No. 344

アニメ・カートゥーン

July 15, 2004

Toy Story 2

ディズニーの「トイストーリー2」を観た。

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オーソドックスなエンターテイメント。2作目の必然性を感じないけど、興行収入目的の「商品」なのだからそういうものか。普通に面白かった。

甥っ子が一作目の大ファンだったので2作目を買い、一緒に観た。

ずーっと同じ調子でピンチ、なんとかして、ピンチ、なんとかして、というのを繰り返すので少々疲れる。けど、これくらいの展開じゃないと子供は飽きてしまうんだろうな。

それにしてもCGの質感には驚かされました。

好み評価:☆☆☆

May 14, 2004

Innocence

イノセンス。押井守監督作品。

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とにかく映像と演出と音響の凝り様ったらこれ以上ない、ってくらい。もう素晴らしすぎる。画質あまりよくなくて、音もドルビーデジタルでもなんでもない古い映画館だったのが心底悔しかった。これは是非カンヌでもパルムドール取って欲しいな。

あと、伊藤君子が歌う主題歌「Follow Me」がいい。わりと名前を聞くジャズシンガーだけど、曲は聞いたことなかった。

いい映画はいい音楽がついてくる。

好み評価:☆☆☆☆

May 04, 2004

攻殻機動隊

攻殻機動隊。押井守監督。1995年。

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中学の頃観たことがあったはずなのだが、ほとんど内容を覚えていなかったため、再度鑑賞。


内務省直属の独立部隊公安9課,通称「攻殻機動隊」
主人公草薙素子は脳と脊髄以外「義体」化されている9課のリーダーでもあるサイボーグ刑事。さまざまな人間の記憶や行動を,脳をハッキングすることで操るという特徴的な犯行スタイルで怖れられる「人形使い」との戦いから、生命って何?みたいな疑問を投げかける。

ウィキペディアの説明はこんな感じ

95年のアニメってこんなに凄いんだな、と唸らせられる力作。マジ感動。ストーリーや設定の細かさがなんかわくわく感を煽る。

観たことあったはずなんだけど、2,3のシーンしか覚えていなかった。寝てたんだな、きっと。こんなにおもしろいのに・・・

好み評価:☆☆☆☆1/2

April 25, 2004

千年女優

千年女優。英語版は「Millenium Actress」

今敏監督作品。

sennen2.jpgsennen.jpg

いやー感動した。

前半は正に「映画」を感じさせる娯楽作品という感じ。後半は一気にこれでもかというくらい切ない。映像と音楽が綺麗で、登場する様々な時代風景(中世、幕末、明治大正、戦前戦中戦後、現代、近未来)やその時々の衣装も美しい。スピーディーに切り替わるリアルと虚構、現在と過去の混合、と構成が面白い。
おばあちゃんになっても素敵な女性が、初恋を語るってだけで良いよね。

映画が終わる頃、もう終わっちゃうの?と名残惜しくなる。

ラストは、一瞬びっくりするけど、考えると、やっぱあれでいいのかも、と思う。

2002年にドリームワークスから世界配給もされてたみたい。
英語版オフィシャルサイト「Millenium Actress

好み評価:☆☆☆☆1/2

March 30, 2004

風の谷のナウシカ

風の谷のナウシカ。
宮崎駿監督。

nausicaa.jpg

ナウシカは、5,6才の頃一度観たことがあったはずで、それ以来見たことが無く、
内容も憶えていないので常にもう一度見たいと思っていた。

20年前の作品とは思えないほど綺麗な映像にまず驚いた(と思って今調べたら、
やっぱりデジタルリマスター版だった)。音楽も素晴らしかった。
ストーリーもわずか2時間で収めたものとしてはやはり壮大。
ただ、少し前に原作を読破したのだが、その予備知識が無ければ難解なストーリーだ
ったのでは、とも思った。

個人的には、巨神兵オーマが、せっかく甦ったのにストーリーに何の影響も与えずに
一瞬で消えてしまうところが残念だった。
あと王蟲の神聖さがあまり伝わってこないところとか。

いずれにしろこの映画が不朽の名作であることになんら変わりはない。

はてなダイアリーによると、
原作の連載が始まったのが82年。映画が公開されたのが84年。原作が完結したのが
94年。映画に収まりきらなかった部分が10年分ある。(原作1巻から7巻のうち、映画
化されたのは1巻の内容。)劇場版で是非続きを、とどうしても願ってしまう。

好み評価:☆☆☆☆

March 29, 2004

Ghost in the Shell

Ghost in the Shell、邦題「攻殻機動隊」 インターナショナルバージョン
押井守監督作品。
中学の頃アメリカで結構流行っていて、二回見たはずなんだけど全く内容を覚えていない。
二回とも英語で見たのだが、なんか冒頭の部分であまり作品世界に入り込むことができなくて(英語が難しかったからだと思う)、眠かったのを覚えている。
映像に迫力があったのは覚えている。これは見直さないと。

うろ覚えなので印象点
好み評価:☆☆☆

メトロポリス

メトロポリス
手塚治虫原作、りんたろう監督、大友克洋脚本。
原作が手塚治虫ってことではずれはないだろうということと、大友克洋が脚本でだけれども製作に関わっているということで興味を持って見に行った人が多いはず。自分もその一人。
未来のロボット社会におけるロボットの権利というか、人間のモノに対する感覚を批判的に描くお話。良いです。スタッフロールのあとにおまけがあった。

好み評価:☆☆☆1/2

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