Cinema No. 344

コメディー

看上去很美

littleredflowers.jpg中国映画、張元監督作品、「看上去很美(英題:Little Red Flowers)を観た。映画館で見たのだけども、子供と見る映画なのかやたら館内がうるさかった。上映中に携帯電話が鳴っても平気で出るし。しかしそれ以上に集中することが難しい内容だった。この映画、ストーリーというものが無い。中国のちょっと昔の幼稚園の日常を、主演の男の子視点でただ延々と描いていくスタイルなんだけども、物語に「展開」というものがない。園児ならではの可愛さや憎たらしさを描いているので、それなりにほほえましく、笑えるのだけど、そして僕の中国語理解力を差引いても、それ以上を得るのが難しかった映画。主演の男の子がかなりいい演技をしているんだけど、泣いているシーンなんて迫真の演技かと思っていたら、あとで人に聞いたら、台本通りに泣かない場合は監督がひっぱたいてリアルに泣かしていたらしい。

好み評価:☆

ナビィの恋

navienokoi.jpgナビィの恋、を観た。主演、西田尚美。舞台は沖縄のとある小さな島。都会から帰ってきた奈々子が島の風景や人々と触れ合う内にナビィおばあちゃんの若き日の恋について知るお話。ビデオのパッケージにはコメディって書いてあったけど全然コメディ的には面白くなかった。だけど、島の風景、琉球民謡、なぜか流れるケルティック調のバイオリン等がとても美しくて、観ていて癒される映画。メインテーマが特に良くて、誰の曲かとエンドロールを目を凝らして見ていれば、なんとマイケル・ナイマンが担当しているから凄い。「Rafuti」という曲らしい。要チェック。

好み評価:☆☆1/2

There's something about Mary

there'ssomethingaboutmary.jpgメリーに首ったけを観た。ベン・スティラー、キャメロン・ディアス主演。映画館公開当初から見たかったのだが何故か今の今まで見てこなかった。かなりバカで面白い。ラブコメの王道という感じかな、多少下品だけど。やっぱりこの頃のディアスは可愛いという結論。

好み評価:☆☆☆☆

少林サッカー

少林サッカーを観た。

shaolinsoccer.jpg

この映画は凄い。バカをここまで極めると、こんなに面白い映画ができるのかと心底感心した。

序盤はギャグのバカさについていけず、引いてしまうシーンが結構あったのだが、よくあるコメディーと違い、中盤から落ち着いて人間ドラマに走るのではなく、バカさをどんどんエスカレートさせていって結果として最後まで笑いのテンションを保ち続けるという、かなりパワフルな映画だった。一人でみたんだけど、文字通り抱腹絶倒しました。

とにかく彼らのサッカーの試合シーンを見るのが一番笑える。
キャプテン翼みたいなシュートフォームや、日向のタイガーショットやリベロの武田のバズーカチャンネルみたいなシュートなど、懐かしのサッカー漫画を彷彿とさせるシーンの連発も興奮を助長させる。

主演俳優が監督でもあるんだけど、天才です。なんでこんなバカなことを考え付けるのか不思議なくらい。

あと、映画の面白さとは別に、個人的に面白い発見だったのは、主人公とその直接の周りのメインキャラたちはどうやら広東語のような、とにかく中国語の授業で習うような普通語とは全く違う言葉を話していて、全く理解できないのだけれど、ヒロインのヴィッキー・チャオが話すのは普通語というか北京語というか、とにかく中国語の授業で習うものと同じ感じなんです。だから凄くよく聞き取れる。でも、劇中、キャラ同士はそれぞれの言葉で話すんです。ホントにああやって通じるのかな。でも主人公がヒロインに「キミは美人なんだから!」って話すシーンとかでは北京語使ってたな。面白い。

ちなみにこのヴィッキーチャオ、劇中は醜い子、って役で出てくるのでわかりにくいんだけど、メイキングやインタビューの映像を見ると、映画の中との差にびっくりするくらい可愛かった。話す中国語はとても聞き取り易く、使う文章もとてもシンプルなので何度も聞いてしまいました。

ヴィッキー・チャオ、もしくは、趙薇(Chou Wei)
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好み評価:☆☆☆☆

american pie

americanpie.jpgやっと見た、という感じ。
みんなでわいわい見たかったんだけど、ようやくそういう機会に恵まれました
「アメリカン・パイ」 
かなり笑わせてもらいました。

好み評価:☆☆☆1/2

Bruce Almighty

ジム・キャリー主演、「ブルースオールマイティ」を観た。

brucealmighty.jpg

ジムキャリーが好きなので借りて観たような感じ。

あまりにもついてない日常を神のせいにして愚痴り続けていた男の前に突然神が現れ、じゃあお前が神をやってみろ、ということで神の力を手に入れる男のコメディータッチ成長ドラマ。

コメディータッチ、なんだけど笑いのほとんどがジムキャリーのキャラの面白さだけに頼っているのが残念。

フツウに楽しめる作品だけど、プロット、クライマックス、落ち、どれもありきたり過ぎて特に印象を残さない。モーガンフリーマンがいい味を出してる、というところくらいか。

好きだけどね、こういうシンプルなドラマ。

好み評価:☆☆☆

猟奇的な彼女

韓国映画、「猟奇的な彼女」 英題「My Sassy Girl」

mysassygirl.jpg

最近これしか言ってない気がするけど、マジ感動した!最高最高。
コメディーとしてもラブロマンスとしても一級。こんなに面白い映画は暫く見てない。原作はネット上に書き込まれたほぼ実話って話だけど、映画はエンターテイメントとして非常に上手く脚色されたものだと思う、笑いとか伏線とか絶妙。

なんといっても主演のチョン・ジヒョンが素晴らしく可愛い。惚れる。怒ってる顔はそうでもないけど(劇中は怒ってばっかなわけだけど)。
個人的に「彼女」がキョヌ(主人公)をぶん殴るときに、割と体重乗ってそうないいパンチを繰り出してるとこがツボにはまってました。すんげぇ痛そうなの。

映画を見終わって、レビューサイトを見に行ったら、彼女は「イルマーレ」にも主演で出ていたと知る。イルマーレは見たし、凄く気に入った映画だったんだけど、なぜか主演女優の顔は印象に残っていなかった。言われてもピンとこない。けどサイトで確認するとやっぱ同じ顔だ。不覚。他の出演作も要チェック。

それにしても今思うと、今まで見た韓国映画でハズレは一つもない。と言ってもいくつかしか見たことないけど。(シュリ、イルマーレ、ラストプレゼント、など)
恐るべし韓国映画。はまりそうな予感。


返す前に、もう一度最初から通して見てしまった。二日連続で。生まれて初めて。あーあ。


「偶然とは、努力した人に運命が与えてくれる橋」 いいセリフだね。

好み評価:☆☆☆☆☆

TAXi 2

TAXi 2

ジェラール・クラウジック監督、リュック・ベッソン脚本。

前作と同じノリで、さらにパワーアップしたプジョーでハイスピードアクションが繰り広げられるのだが、今回はそれに日本とかNINJAとかそういうのが加わる。

好み評価:☆☆☆

恋は舞い降りた

恋は舞い降りた
唐沢寿昭、江角マキコ主演。
天使の手違いで死んでしまった男が生き返る条件として一人の人を幸せにする、という話。笑えるし、見た後に気持ちがよくなる作品だった。映画のタイトルと同じ歌と、Bzの「いつかのメリークリスマス」がこの映画の主題歌。

好み評価:☆☆☆1/2

TAXi

TAXi、邦題「タクシー」
ジェラール・ピレス監督、リュック・ベッソン脚本。フランス映画。
スピード狂のタクシードライバーの主人公が改造したプジョータクシーで強盗団を退治する。
プジョーのめちゃくちゃな改造っぷりが笑える。でもプロットは単調かな。ちょっと途中カーアクションに飽きるところがあった。

好み評価:☆☆☆

Honey, I Shrunk the Kids

Honey, I Shrunk the Kids, 邦題「ミクロキッズ」。
父親の発明の失敗でアリンコサイズになってしまった子供たちの冒険。庭にいるだけなんだけど、虫とかが巨大怪獣みたいに襲い掛かってくる映像は見ているだけで楽しかった覚えがある。小学生の頃に見た。

好み評価:☆☆☆1/2

Crouching Tiger Hidden Dragon

Crouching Tiger Hidden Dragon, 邦題「グリーンデスティニー」。
チョウ・ユンファ、ミシェル・ヨー、チャン・ツィイー主演の超人アクション。
グリーンデスティニーっていう凄く強い剣を巡る割と悲しい話なんだけど、僕はこれをコメディーとしか見れません。もうおもしろすぎて笑いが止まりません。映像も綺麗だし、大好きな映画。

チャン・ツィイ−を好きになったのもこの映画から。

好み評価:☆☆☆☆

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