二十四の瞳
木下惠介監督。壺井栄原作。
瀬戸内海の小豆島を舞台に、一人の女教師と十二人の教え子たちの交流を描いた名作。
途中で時代が変わって、子供たちが成長した姿で出てくるのだが、どの子も面影が残っていて明らかに誰が誰の成長した姿かわかるようになっていたのには驚いた。本当に十年くらい歳月を置いて撮影したのではと一瞬思ってしまったが、兄弟姉妹での起用だったらしい。
小学生の頃も見たけど、大学に入って見直してみるとあたりまえだが相当に印象が違う。感動的。小学生の頃から印象に残っているシーンは、子供たちが調子にのって先生を落とし穴にはめて、先生が足を折ってしまうんだけど先生は何でもないよ、というように装うシーン。このシーンには今も昔も泣かされる。
今調べてみたら、この作品何気にゴールデングローブ賞とかとってる。
好み評価:☆☆☆☆1/2