イラク関連のニュースを見ていて、突然あるサイトのことを思い出した。
Club Wee内のNature Letterという日記。
これは、世界中を旅しながらボランティアをしている高遠菜穂子さんが、
世界を歩きながら見たことや思ったことを綴っているもの。
菜穂子さんとは、インドのカルカッタで出会った。マザーテレサが設立した
「死を待つ人の家」という路上生活者のターミナルケアを無償で行う施設の
ボランティアに行った際、彼女はそこで日本人と死を待つ人の家を主宰する
修道院とを繋ぐ役目をしていた。スタッフかと思っていたら一ボランティア。
やる気と年季の違いだろう。一度一緒に行った友達と三人でカルカッタの
街を歩いたとき、道ですれ違うインド人にベンガル語で話しかけながら軽快に
歩く姿がすごく力強くて印象的だった。一緒にインド在住40年の日本人の
おばあちゃんの家でご飯を食べた時は、彼女の活動範囲の広さと底抜けな明るさ
に触れた。
久々にサイトを覗くと、しばらく更新が止まってはいるが、とにかく今はイラクにい
るらしかった。イラクでの生の声を、日本まで届けてくれている。
この日記は「愛してるってどういうの?」という本になって出版されている。
読まなきゃと思ってまだ買えてない。買わなきゃ。
元気かなあの人。
Posted by 344 at December 16, 2003 09:40 PM | コメント (1) | トラックバック (0) | Clip!! | Edit
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