Log No. 344

November 2003

November 29, 2003

"Live Log" of Morishita Shigeru

4-beat clubの先輩でもある、森下滋さんのジャズ演奏を聴きにいった。

代々木、「NARU」、名前が微妙だ。

バイオリンとアルトサクスとの珍しいトリオだった。
各ステージ間のインターバル(30分ずつ程度)はテーブルまで来てくれて、
色々な話をした。1月、NY高の連中と開いた成人式パーティーにゲストとして来て
いただいたことがあって、そのときに森下さんのピアノでカラオケまがいのことを
してしまった恐れ多い思い出も、覚えていたようで本当に恥ずかしかった。

高いほうのボジョレーヌーヴォーもいただけて、言うことなし。

M, say hello to "Sanagitachi"

[]

11月21日金曜日、MはNに誘われて横浜寿町のドヤ街を見学に行った。
22才になるまで日本にドヤ街と呼ばれるコミュニティーがあることを知らずに
生きてきた。今もまだその存在を知っただけだが、自分が無知だったこと、そういった
社会が身近にあることに衝撃を受けた。

翌日朝は空手部現役最後の稽古だったので、最終電車で切り上げ、翌日稽古を
終えて再びNたちに合流した。その日は「さなぎ達」というドヤ街のホームレス達を
支援するNPO団体によるシンポジウムがあったので、そこへみんなで話を聞きに行こう、
という企画だ。

シンポジウム会場に着くと、いきなり大学のクラスメイトのI澤に声をかけられた。
突然そんな場所でであったことに驚いたが、彼はさなぎ達の一員として活動して
いるらしかった。シンポジウムの内容は物足りない印象を受けたが、勉強にはなった
のでよしとした。漫画「ブラックジャックによろしく」に登場する心臓外科医の
モデルともなった医者が司会進行を勤めていたのだが、彼の「まともさ」が印象的
だった。

夜はNの友人達と飲んだり遊んだり、楽しい時間を過ごした。

November 26, 2003

Regrets

11月24日、空手の全日本大会があった。

一年間、全てはこの日のための努力。
僕ら4年生にとっては最後の大会であり、選手たちには、その4年間の集大成となる。

今年の慶應はこの十数年で最も練習し、もっとも強くなったと言われていた。
3回戦に控える近畿大学との試合に勝つことは現実味を帯びていた。

しかし結果は、想像よりもはるかに厳しかった。

一回戦、
「大会規定の黒帯を、チーム全員が所持していないため、失格とする。」

慶應は、戦わずして負けた。

慶應の黒帯は、審査団体を兼ねる慶應のOB会から贈られる。
通常の空手会の初段は、慶應では茶帯の実力である。それほど慶應で初段を
とることは厳しく、だからこそ、それは逆に誇りにもなった。
チームプライドの象徴でもあったはずだ。

その誇りがこんな形で裏目に出るとは、考えられなかった。
いままで指摘を受けたことはなかった。指摘を受けている人も見たことはなかった。
しかしルールはルール。抗議は通らなかった。

呆然として控え室に戻った選手と、僕らサポートにまわっていた選手を集めて、
コーチは涙を浮かべながら、
「四年、すまん」
と手をついて謝った。別にコーチや監督のせいだとは誰も思っていなかったが、
その瞬間、ただ呆然としていただけのみんなの目から一斉に涙がこぼれた。

泣くのは、優勝の嬉し涙か、やりきって及ばないときの悔し涙だと思っていたけど、
これは何の涙なんだと思っていた。

僕は、今まで4年間この日だけのためにひたすら打ち込んできた同期の選手とは違うから、
自分が泣くわけにはいかないと思って必死でこらえていたけれど、
稽古中は鬼のように厳しくドライでどんなに負けても勝っても感情を表さない
主将のH薗が下を向いて顔をごしごしと拭っているのを見たとき、どうしようもなく
泣けてしまった。

どうあがいてもやりなおせない、次もない、報われない。
あんなに苦しんで頑張ってきた彼らに、なんらかの結果を出させて欲しかった。

ふと、コーチのコトバが頭をよぎる。

「運命は、勇者の味方をする。」

November 18, 2003

"Movie Log" of The Matrix Revolutions

そしてついに見てしまった。メンバー:Gい君Nる太Hoyo

今回あまり活躍しなかった二人。
matrevo.bmp

なんというか、やはり、第一作目だけがA級の映画だな、と。
これも楽しかったけどね。

その日の収穫。
Gい君のブログにあるように、HIRO MIYOSHIが制作に関わっていたわけだが、
「Senior Software Engineer」だった。さすが。

Belated "Movie Log" of Matrix Reloaded

先週"The Matrix"を見た夜と同じ夜に、立て続けに続編である"The Matrix Reloaded"
も見た。

m_reloaded.bmp

楽しかったけれど、内容薄かったなぁ。
とにかくこれを見てしまったがために、完結編であるRevolutionsも見ることを
宿命付けられた。

November 10, 2003

M, enjoy the world of MATRIX - "Movie Log"

日曜の朝、幼稚舎の稽古に三田まで行ったMだったが、着いてみると誰もいなかった。
そういえば試合の直後なので稽古を休みにするとかなんとか言ってた気もしなくもない。
仕方がないので一人練習をして、一人帰るM。

昼、研究室に行く前に「CHICAGO」返却しにいくと、棚の「The Matrix Reloaded」に
目が止まる。

研究室の大スクリーンと、サラウンド音響を思い浮かべて、思わず衝動的に
会計に持っていくM。

夜、作業が一段落ついて、人が少なくなったら見ようと思っていた。
すると、ズッケ氏が、「マトリックスとアニマトリックス借りて来ましたぁ。」
祭りの予感がした瞬間だった。

午前零時頃、上映開始。メンバー:ズッケNる太、M。
「The Matrix」
matrix.bmp

99年、Mが高3の春の作品、ニューヨークで上映が開始されたその日に見に行った。
4年前の作品なのに、今見ても凄い映像だ。スタイリッシュ。

終わった後に自然と笑みがこぼれる。非常に楽しめた証拠。これもまた素晴らしい作品。

30分休憩を挟み、Matrix祭り二作目に続く。

M, don't you miss the broadway? - "MovieLog"

ミュージカル映画、「CHICAGO」を見た。

chicago.bmp

本当に楽しい、いい映画だった。生のミュージカルが見たくなる。
それにしてもアメリカの役者さんはなぜあんなにも歌って踊れるのだろう。
プロの歌手が吹き替えしている、プロのダンサーの動きを合成している、
と言われても信じてしまいそうな、そんなエンターテイメント。
素晴らしい。

Made with dreamweaverMade with fireworksPowered by Movable Type 2.661Powered by Wandering Wind