愛車CR-Vに乗り込むと、ふと座席の上に、最近流行った小説、「世界の中心で愛を叫ぶ」
が置いてあった。
CR-Vを最近姉に貸していて、以前その姉が持っているその本を
読んでみたいと洩らしていたから気を利かせてくれたのだろうか。
そのまま手にとって読んでみると、中々読みやすくて一気に最後まで読む。
気付くと、一時間半経っていた。
テーマは恋人の死と残された少年の再生。たしかに綺麗な話だった。(綺麗過ぎる、
とも言える)
ストーリーといったほどの展開もなく、単純でストレートだ。だけど単純で分かり
易いだけに、こっちも哀惜を感じ易い。悲しい話は、読んだ後に重く残ることが
多いから、好きじゃない。
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