奥出研の2003年度秋学期最終発表が終わった。
今期のプロジェクトは、美術鑑賞支援ツール"Artbum"(アトバム)
美術の素人でも、美術館で楽しめるようになれるようなモノを目指したプロダクト。
感動ってものが、自分の知らなかったことへの発見から来るとすれば、そこへ到達するまでのプロセスが鑑賞するということ。鑑賞とは美の発見活動。
その発見のきっかけを多く作り、そこまでのプロセスである鑑賞を支援できるモノを作る。
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それは、美術とのインタラクションにより、美術との関係を強化するもので実現できないか。
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そこで。絵を取り込み、それに自由に落書きすることで、鑑賞の経験をファイリングし、自分の感想、見方、発見を溜めていくアルバム型ディバイス、アトバムと、他人の視点や発見に触れ、活発なコミュニケーションを促進するテーブルをデザイン。
これが、今期のアトバムプロジェクトでした。
詳細は、リーダーのSんすけさんの卒業制作ウェブより(勝手にリンク。まずかったらはずします)
Sんすけさんの卒業制作ウェブより画像拝借。
アトバムプロト。ペンで実際に書き込める。
テーブルプロト。テーブル上のタッチパネルを指やペンで触って操作できる。
ペンプロト。右は、検証実験及びデモムービー撮影に協力してくれたM沢とKズキ。どうもありがとう。
我ながら、面白そうな展開にもっていけそうなプロジェクト。いいものを作れて、本当に楽しかった。チームメイトのみんな、どうもありがとう。
最終発表、自分達のチーム以外では、なんと言ってもNaruoさんの発表に感動した。先生のコメントの前に思わずスタンディングオベーション始めちゃうとこだった。すごいっすよメディカル。前期の「スクナヒコナ」のプレゼン資料とか使われてて懐かしかったりしたし。お疲れ様です。
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