シャープのモバイルラップトップ、メビウスムラマサ(MebiusPC-MT2-H1W)がまた壊れたので修理に出していた。けど修理したと言って、なおっていないものを返してきた。以下経緯。
去年夏、キーボードが日に日におかしくなっていく。メビウスMT2はとても薄いラップトップで、キーストロークの深さをかせぐためにラップトップを開くときにギミックでキーボードがせりあがる仕組みになっている。それが、せりあがってこないキーがだんだん増えていった。キーを叩いても、叩いた感触がなく、ふにゃっとした感触になり、キーは反応しない。すごく強く押せばたまに反応する。
去年九月、エンターキーとスペースキーとその他アルファベット10個くらいのキーが上の症状のようになって使用に耐えなくなったので、修理にだす。保証期間中だったのだが、「水滴の付着の後が見られる証拠写真がありますので全額お支払いいただきます」と言われた。(このお姉さんの対応がホントに感じ悪くてびっくりした。)仮にそうだとして、どうしてキーがせりあがってこなかったり、日に日にふにゃっとするキーが増えてしかも強くおせば反応する、なんてことになるんだろう。明らかにギミックの故障だったと思うのだが「証拠写真がありますので」の一点張りなのでやむを得ず支払う。
去年冬、今度は液晶が壊れる。よく持ち歩くので完全にメビウスがひどい機種、というわけではないが、壊れ易過ぎだろう。液晶がついたり、つかなかったりする。真っ白になったり、テレビの電波の入りが悪い時のような画面になる。しばらく使わなかったり、液晶の角度を変えると映ったりすることもある。ラップトップがないと作業も何もお話にならないので数ヶ月その状態で粘る。
今年二月、以前のキーの故障と全く同じ症状でaのキーが壊れる。今度こそ水滴なんて絶対についているはずがない。使用があまりにも不快なので修理に出すことを決める。電話したら、「はぁ、そういわれましても同じ故障ということですとお客様の使い方が悪い可能性が高いですし・・」と言われた。自分達の製品に欠陥があるのかも、という発想にはならないのだろうか。さすが目の付け所が違う。
ちなみに液晶の具合が悪くなって以来ずっと、机の上におきっぱなしで細心の注意でもってそれは丁寧に扱っている。
今年三月、作業が落ち着くタイミングを見計らって修理に出そうとバックアップをとろうとしたら、液晶が完全に沈黙した。もう何をやっても映らなかった。仕方ないのでそのまま修理工場に出す。
一週間後、「液晶が壊れてるとおっしゃいましたが、その症状が見られないので見込み修理をいたします、キーボードは交換します」と言ってきた。俺に対してマーフィーの法則が働いたか、こういうときに限って映るんだよね。修理後すぐに壊れたのが気まずかったのか、恩着せがましい言い方で無料でやってくれるとのこと。当然といえば当然のことだが、ちょっとほっとする。
一週間後、メビウスが戻ってくる。液晶は大丈夫になったようだった。しかし。呆れたことにキーボードの症状は全く改善されておらず。ブチキレタ。シャープは修理したあとそれが直っているかも確認しないで「直しました」と返すらしい。
そんで今日また苦情を入れた。丁寧にね。明日引取りにくるって。
一体何週間シャープは俺の仕事を遅らせれば気が済むんだろう。サポートは悪くないと思いますよ。でも今度何かあったら絶対に修理に出さない。新しいものを買う。そして、シャープ製品は二度と買わない。
みなさんもシャープ製品を買うときはお気をつけて。
んで、結局もどってきたら、今度はスピーカーが壊れました。
Posted by 344 at March 16, 2004 03:13 PM | コメント (6) | トラックバック (0) | Clip!! | Edit
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