Log No. 344

千年女優

イノセンスが見たいので、予習として再び「Ghost in the Shell」を見ようと思ってTSUTAYAに行ったんだけど、借りられてしまっていたので、横にあった「千年女優」を借りて観た。前から観ようと思ってた作品だったし。

sennen2.jpgsennen.jpg

いやー感動した。

前半は正に「映画」を感じさせる娯楽作品という感じ。後半は一気にこれでもかというくらい切ない。映像と音楽が綺麗で、登場する様々な時代風景(中世、幕末、明治大正、戦前戦中戦後、現代、近未来)やその時々の衣装も美しい。スピーディーに切り替わるリアルと虚構、現在と過去の混合、と構成が面白い。
おばあちゃんになっても素敵な女性が、初恋を語るってだけで良いよね。

映画が終わる頃、もう終わっちゃうの?と名残惜しくなる。

ラストは、一瞬びっくりするけど、考えると、やっぱあれでいいのかも、と思う。

2002年にドリームワークスから世界配給もされてたみたい。
英語版オフィシャルサイト「Millenium Actress」←よくできてる。

好み評価:☆☆☆☆1/2

Posted by 344 at April 25, 2004 01:54 AM | コメント (2) | トラックバック (0) | Clip!! | Edit

この記事に対するコメント

ぎゃー!今敏ラブ!!千年女優は映画館で見たけど一人恍惚としてしまったよ。ほんとに、映像と音のつなぎが絶妙なんですなー。でも、私はやっぱりどうしても最後の台詞は納得できん。輪廻転生なんてクソ食らっててくださいってかんじ、私という存在は前世や後世に支配されたくはないのだ。ふにふに

Posted by: KAORI at April 27, 2004 07:45 PM

そう!音楽と映像!いいよねー。
いい映画では毎度ヒロインに惚れてしまうのですが、今回もこの老女とその人生に惚れていたようです。

Posted by: miyoshi at April 27, 2004 10:30 PM

コメントを投稿する










名前やメールアドレスを保存しますか?








この記事のトラックバックURL


この記事に対するトラックバック



Made with dreamweaverMade with fireworksPowered by Movable Type 2.661Powered by Wandering Wind