Log No. 344

植林トリップ 内蒙古 一日目

中国の内蒙古にあるホルチン砂漠という地で植林をするという8日間のツアーに参加してきた。本田技研が推進している社会活動の一環で、後援している沙漠緑化のボランティア活動にお試し的に参加する、というものだ。写真は後日掲載しようと思う。

一日目:出国→北京→瀋陽

 北京の空港に着く。上空から見た北京の街は恐ろしく幾何学的で、郊外まで綿密に計算された計画都市だった。空港も成田よりもはるかに近代的で綺麗な建物だった。
瀋陽への飛行機が出るまで時間があったので、ツアー参加者の自己紹介タイムがあった。参加者約40人中、学生は自分を含めて2人。ほとんどの参加者が50代、60代だった。
 瀋陽の空港へ着き、ようやく中国の土を踏む。ずっと憧れてきた土地だっただけに、感慨も一入強く感じられた。瀋陽は少し前北朝鮮の脱北者家族が日本領事館にかけこんだ事件があったあの街だ。日本軍が満州国を作った地でもある。幅が広くよく整備された高速道路を通って空港から瀋陽の市街地へ入るとまず目に飛び込んでくるのはシェラトンとマリオットの五つ星ホテルの豪奢なビル。中国に対して持っていたイメージを吹き飛ばされる。市の玄関口から内部へ入り込んでいくと、次第にイメージどおり騒がしい街になっていくのだが、それでもやはり綺麗な街だ。これまた綺麗なホテルのレストランで夕飯を済ませることになり、そこのエレベーターが止まって何人か閉じ込められるという事件を除けば、何事も無く初日は終わり、高級ホテルにチェックインした。テレビにはなぜか日本のニュース番組や野球の巨人戦なんかが映る。初日が終わって気付いたが、無駄に贅沢なツアーだ。どうして砂漠に植林をしに行くツアーで四つ星ホテルに泊まる必要があるんだろう。

Posted by 344 at May 31, 2004 10:53 PM | コメント (0) | トラックバック (0) | Clip!! | Edit

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