Log No. 344

植林トリップ 内蒙古 四日目

四日目:カンチカ→ホルチン沙漠→カンチカ第二高級中学

この日は午前のうちから、今度はカンチカ第二高級中学の日本語クラスの生徒達と植林。19歳の趙海超君とペアで作業した。趙君はいたずら好きっぽいキャラクターで、作業初めてから最初の会話も、「あなたの秘密はなんだ」って中国語で聞かれて、なんのことかと思ったが、ここの子達にそう聞かれたら彼女はいるか、ということらしい。いないない、と笑って流すと、なんでだ!?と真剣に聞かれたので、「時間がないし」と我ながら痛い発言だなと思いながら答えたら、そうなんだ・・とかなり感心の眼差しで見られてしまった。よほど真面目な青年と受け取ってもらえたのだろう。実際真面目だけど。
午後は、カンチカニ中の教室へ行き、交流した。校舎はかなり新しく近代的。正門には巨大なロダンの「考える人。」中国語では「思想者」と書いてあった。カンチカニ中はこの近辺では上級の家庭の子や優秀な子達が集まるエリート校のようだった。
日本語クラスの子達と言っても、二年目なのでほとんど話せない。けどお互いの語学の練習のために、日本語と中国語を混ぜて話した。趙君が僕を見つけると、先生がまだ「日本からのお客様ご一行」を紹介している最中なのに、こっちこっち!とはしゃぎながらテーブルに案内してくれる。そこで、趙君に加え、朱君、呉君、古君と仲良くなった。途中からかなり盛り上がって、語学が追いつかないので筆談や絵やジェスチャーを駆使して、それでもまだ伝わりきらないもどかしさと、伝わった時の興奮を楽しんだ。あっという間に帰る時間に。ここでもまた,こんなに涙もろい人間だったかなと思いながらも涙ぐんでしまった。写真が現像できたら、彼らに送ろう。
夜はモンゴルの歌舞団によるパフォーマンスを見た。そこでもまたモンゴル民謡の「草原在哪里」(コレがタイトルかどうかは知らない)を聴くことができた。テープ買ってくればよかった。

Posted by 344 at June 10, 2004 12:10 AM | コメント (0) | トラックバック (0) | Clip!! | Edit

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