Log No. 344

Xday

僕の感覚では今巷を流れているどのニュースよりも重要なニュースがこれ。

25年後に小惑星が衝突? 確率300分の1、NASA

2029年に小惑星が地球に衝突するかもしれない――。そんな見通しを、米航空宇宙局(NASA)の専門家が示した。23日、AP通信が伝えた。危険性を正確に予測するためのデータはまだ十分でないが、大きさは約400メートルとみられ、衝突すれば大きな被害が避けられない。

この手の話、オカルトな予言やら映画やらで聞き飽きているからか現実味を感じにくいが、今回のはNASAの発表である。リアルだ。25年後の4月13日に300分の1の可能性でこれは現実となる。映画「10億分の1の男」では交通事故に遭う確率は7000分の1と言っていた。遠い将来の、しかも自然界の出来事を予測する数字を考えれば、これはかなり高い確率と言えるのではないだろうか。威力は1600メガトン、リトルボーイの約10万倍だそうだ。直撃すれば周辺国家は壊滅、海に落ちれば数百メートルの津波に殆どの沿岸都市が水没するだろうし、チベットにでも住んでいない限りかなりの確立で死ぬことになりそうだ。

しかし実際は、300分の1の確率に加えて、25年後の国連軍が何もしないで滅亡を待つとも思えないので確率はさらに低いものになるのかもしれない。

ただ、そこで一つ思ったのは、なんにも確かではない未来という時間の中で、何百分の1か何千分の1かの確率でも、その確率で自分は48歳の4月13日に死ぬということがわかったということ。ほかの時点ではいつ死ぬかなんて情報はゼロに等しいのだから、これは自分の死期に関する情報のなかでも有力と言えるわけだ。(確率の高い病気等はずっと高齢のことなので、まずこのリスクが回避されなければならない)

だとするならば、仮に48歳で死ぬとしても、それまでにやりたいことの上位陣は全てクリアしておきたいなと人生設計を少し考え直してみる。

今を全力で生きる決意に変わりはないけどね。

Posted by 344 at December 25, 2004 10:37 PM | コメント (2) | トラックバック (0) | Clip!! | Edit

この記事に対するコメント

いつもこの類の滅亡予言を聞くと身震いをしてしまうけれど、君の口から聞くとさらにそれが内側へ突き進む振動と化するよ。48歳というのは今の標準から言っても、これからの高齢化を考慮にいれて、旬の年齢だと思う。けれど48歳まではある程度まとまった時間が、自主的に作れて使えるはず。毎瞬 生きていきたいと思うよ。

Posted by: ted at December 26, 2004 12:10 PM

いや、国連軍は今まで一度も設置されていない上に
南北格差が拡大する予定なので
多国籍軍も役に立たないと思われ。
欝・・・もうダメぽ・・・

Posted by: 春琳 at December 29, 2004 06:01 PM

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