Log No. 344

サンタ、リアルタイム追跡

今年もやってますね、米軍とカナダ軍によるサンタリアルタイム追跡サービス。NORADという組織がサンタを追跡するらしいんだけども、これは本来衛星等も使った超高性能レーダーでミサイルの追跡等を行なうシステムを持った組織だそうです。ろくでもない話ばっかり聞こえてくるアメリカ軍ですが、こういうことが出来る点は素直に良いなと思う。

ノーラッドによるサンタ追跡プログラムは今年で50回目になります。この前任者でもある中央防衛航空軍基地(CONAD)もコロラドスプリングスにありました。このCONADが始めた伝統は、サンタさんとお話が出来ると宣伝した地元のお店が、広告に間違ったホットラインの電話番号を載せてしまったことから始まりました。サンタさんにつながるはずの電話は、CONAD司令長官のホットラインにつながってしまいました。指令長官のハリー・シャウプ大佐がサンタさんへの初めての電話を受けました。事情を察したシャウプ大佐は、サンタさんが北極から南へ向かった形跡があるか彼の部下にレーダーで調べさせました。すると、本当にサンタさんがいた形跡があったのです。電話をした子供たちは、サンタさんの居場所の最新情報を貰いました。このようにして、この伝統が始まったのです。1958年、カナダ、アメリカ合衆国両政府は、北米航空宇宙防衛司令部と呼ばれる共同防衛空軍基地を北米大陸に設立する決定を下しました。両国は別々よりも、チームとして力を合わせた方が北アメリカの防衛をより一層強化できると信じたからです。

とまぁこんな経緯で、派手な最先端防衛技術を使った夢のあるプロジェクトがスタートしたようでした。

サイト内の「どうやって追跡するの?」の項目が面白い。サンタを追うために戦闘機を12機も飛ばしてるよ(笑 他にこんな衝撃な事実も。

ロケットやミサイルが発射されるとき、ものすごい量の熱が放出され、サテライトはその熱を感知する事ができるのです。ルドルフの鼻は、ミサイルが発射されるときに放出するものに似た赤外線を放ちます。サテライトは、問題無くルドルフの真っ赤な鼻を感知できます。ノーラッドは、何年にも及ぶ経験のおかげで、北米にやってくる航空機の追跡、世界中で発射されるミサイルの探知、またルドルフのおかげでサンタさんの追跡がうまくできるようになりました。科学者が何年にも亘ってルドルフの鼻から発生する熱を測定しようとし試みていますが、今のところまだ解明されていません。

是非一度ご覧あれ。ホントうけるから。

Norad Tracks Santa (日本語版ページ)

Posted by 344 at December 23, 2005 10:29 AM | コメント (0) | トラックバック (0) | Clip!! | Edit

この記事に対するコメント


コメントを投稿する










名前やメールアドレスを保存しますか?








この記事のトラックバックURL


この記事に対するトラックバック



Made with dreamweaverMade with fireworksPowered by Movable Type 2.661Powered by Wandering Wind