Log No. 344

YouTube

youtube.jpgまたまた凄まじいサービスが登場した。

ちょっと前から流行り始めてたらしいけど、僕が知ったのはつい最近。このサービス、「100MB以内で時間にして10分以内の映像ファイルならほとんどなんでもアップロードして公開できる」というもの。しかもコメント機能やタグによる関連映像とのリンク、緩いSNS的な機能までついている。

なんでも、というところと、操作が非常に簡単で誰でも自分の好きな映像を公開できるという点が熱い。要するに、ブログやFlickr等によって文章や写真を自由に発信する手段を得ていた多くの個人が、今度は映像まで配信できるようになったということ。Google Videoでも配信はできたけど、再生がよりスムーズだったりSNS的だったりするYouTubeのほうが一枚上手か。

ざーっとどういうものか紹介してあるリンクがあるのでとりあえず以下を参照。
投稿映像無料配信サイト「YouTube」がスゴイことになっている
ハリウッドの注目を一身に集める「YouTube」とは

Alexaランキングの推移

上のリンクでもあるように、試しに「utada hikaru」と入れるとかなりの数のミュージッククリップが出てくる。ストリーミングも速い。宇多田ヒカルを海外の人が見るとどう思うのかも見られて面白い。ただ、この辺は著作権的にブラックだから、今後どうやってまっとうなサービスとして展開していくのか見もの。MTVや映画配給会社と提携してプロモーションをやっていくらしいけど、他にも使い道は色々ありそう。

今試しに「keio」って入れてみたら、所属してた奥出研の映像作品(Z-agon, BiblioRoll)や研究室の風景(非常放送設備点検)なんかが出てきてびっくりした。母校keio new yorkの在校生と思われる子たちの映像(KeioBois)もある。寮の風景が懐かしい。

ほかにも、これまでのただ文字によるグーグルの検索結果だけでは触れることができなかった過去のレア映像や懐かし映像に辿り着ける場合もあって、そういう点でこのサービスには著作権と折り合いをつけてなんとかやっていって欲しい。

事例1:「アントニオ猪木対モハメド・アリ」の試合映像も見つけることができた。面白いのはアメリカ人にはどう見えていたか知れるという点。

事例2:オリンピックの日本のメディアでは放映されなかった競技の映像等もあったりする。注目していた日本人選手が結果が出ずに放映を省略された、なんてことはよくある。

ホントにこういうサービスを待っていた。

Posted by 344 at April 06, 2006 09:23 AM | コメント (0) | トラックバック (0) | Clip!! | Edit

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