自身のお粗末な自意識過剰さの助けも有り、djkからmusical batonを渡されました。ちょっと面白そうだなと思っていたので、渡されるとやっぱり嬉しい。
で、このmusical baton、「絵文禄ことのは」さんとこに詳しくあるように、ちょっと変則的な形を取ったチェーンメールの類だ。チェーンと言うと、別の人にさらに「何人に回す」というルールを課すことでストレスを与える可能性があるので、それが幸せの連鎖メールでも、臓器ドナー探しのメールでも、嫌う人は嫌ってると思う。このmusical batonにしても、止めている人は止めている。
でも、これは遊び心としてちょっと楽しい企画と受け取った。最近のMSNメッセンジャーやblog上の「now playing」プラグインなど、ネット上の知り合いがどんな音楽を聴いているのかを知りたい、知らせたい、というのは一つのコミュニケーションの形を作り上げてきている。SNSなんかで見られる商品レビューなんかもその一種かな。そしてなにより、音楽をこよなく愛する僕は、音楽にまつわる遊びの誘いが来たならば、それは楽しんで乗っかりたいと思うのです。というわけで、djk、たしかにbatonを受け取りました。
それでは行きます。
■1. Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
5GB強。大学1年の時に4GBいっていたので、この3,4年では微増したのみ。ここ数年はwinMXなどのファイル交換ソフトを使わなくなったことと、滅多にCDを買わないことも影響しているが、基本的に好きな音楽を聴き続ける性質なんだと思う。ホントにいい曲は、何度聴いても飽きることは無い。(ここ何年間で、プレイリストから消えていったものももちろん多い)
■2. Song playing right now (今聞いている曲)
以前紹介した、E.S.T.(エスビョルン・スヴェンソン・トリオ)の「believe, beleft, below」、スウェーデンのモダンジャズピアノトリオ。ホントにスタイリッシュで衝撃的なサウンド。
■3. The last CD I bought (最後に買ったCD)
周傑倫(ジョウ・ジエルン)のベストアルバム。日本ではジェイ・チョウと呼ばれている。台湾のシンガーソングライターで、中国系の音楽賞を総なめにする等の中華ポップス界ではカリスマ的存在。ロック、バラード、R&B、ラップ、なんでもこなす。また、今回実写映画化された「頭文字D」に主演で出てたりもする。街中で度々耳にするうちに気に入ってしまって、買ってみた。お気に入りは代表曲になりつつある「七里香」とちょっと前の作品である「簡単愛」。簡単愛の詩の内容がとても理想的な愛情の形で、気に入って調べてたら作詞が徐若瑄(ビビアン・スー)と知ってびっくり。歌詞の旋律への乗り方もよくて、意外な才能だな、と。ちなみに周傑倫、発音がハッキリしないらしく、まわりの中国人は口をそろえて「この人何言ってるのかわからない」と言っている。中国語学習にはお勧めしない。
■4. Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me
(よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)
これは選ぶのが難しい。やはり思い入れとして年季が入ったものを。
・久石譲の「Kids Return」
ピアノ(+α)曲。北野武監督作品、挫折の青春映画「Kids Return」のテーマ曲。「俺達もう終わっちゃったのかなぁ」「まだ始まっちゃいねぇよ」 のアレです。どんな逆境にあったって、全ては「ここから」始まる、そんな考え方を思い出させてくれるので、よく聞きます。
・松任谷由実の「春よ、来い」
詩、旋律、ピアノ、歌声、この曲の全てが好き。
・塩谷哲の「English man in New York」
スティングのカバー。ピアノ曲。何と言ってもピアノソロがカッコいい。鳥肌立つ。何度か至近距離で聞く機会にも恵まれた。もちろん、スティングのオリジナルも最高です。こちらもブランフォード・マーサリスのサクスソロが鳥肌モノです。
・坂本龍一の「Merry Christmas Mr. Lawrence」
ピアノ曲。この曲がどうしても弾けるようになりたくて、高校の頃、友人に「ドレミ」を振ってもらいながら読めない楽譜と格闘し、毎朝音楽室に通い詰めた。
・西村由紀江の「せせらぎ」
ピアノ曲。小さい頃、我が家に始めて「CDラジカセ」がやってきた日からある西村由紀江のアルバム。その中の一曲で、水が流れるような旋律が美しい。色んな思い出がつまった曲。
書いてみると、今聞いてる曲を含め、ピアノ曲だらけになってしまった。所持してる曲の全体的な割合でみると少ないはずなのに。歌詞よりも純粋な旋律の流れのほうが、感性の奥のほうに訴えてくるのかもしれないなんて考えてみたり。ピアノの音が好きなんだよね。
■Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5人)
以下の人たちには、繋げてみたい、音楽の興味を聞いてみたい、という純粋な好奇心で振りますので、もし迷惑であれば自由に止めて下さって結構です。あと、コメントで連絡、というのもしないでおきます。もし運よくこのエントリーを見てくれたら、応えて下さい。
・「ろぐなんばー24」のvori氏
ここと兄弟ブログであるろぐなんばー24。いろんなことが話せる格闘技仲間。付き合いはもう13年目かな。しょっちゅうとんでもなくコアな音楽を仕入れてきてるので、近況を伺いたい。
・「yのblog」のyan氏
起業仲間のyan。在学中はdjkらと一緒に毎日ビジネスプランを考えた。今はどんな面白いことを考えているのか。繋げてみたいので振ってみる。
・「おいっすぺ」のkoga女史
奥出研での残留仲間。ダメ人間仲間。おいっすぺは更新止まってるが、現在新しいサイトへ引越し準備中とのこと。一応おいすぺにリンク貼りますが、新しいサイトができたら回答してくれるそうです。
・「春琳のパレード」のshunrin of joytoy姫
サバグラなネットアイドル、shunrin姫。実は超エリート戦士。忙しい彼女がこんな暇な企画に乗ってくれるかは甚だ疑わしいけど、ハイセンスな彼女に聞かないわけには行きません。
・「なつみのカン詰め」のポムチュー女史。
ザ・三日坊主。廃墟となって久しい日記サイトですがなんとなく振ってみる。これをきっかけに復活、なんてのもこれっぽちも期待していない。文章うまいんだけどな。
では以上ということで。楽しい企画をありがとう、djk。
Posted by 344 at June 29, 2005 10:57 AM | コメント (1) | トラックバック (4) | Clip!! | Edit
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